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ハットフィールド&ザ・ノース『ロッターズ・クラブ』

ハットフィールド&ザ・ノース『ロッターズ・クラブ』

カンタベリーロックの最高峰・到達点と言われる作品。 プログレやカンタベリーでは20分近い大曲がときどき作られる。 ピンク・フロイドなら「原子心母」や「エコーズ」、 イエスなら「危機」、ELPなら「悪の教典」 そしてこのアルバムに...

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矢野沙織『SAKURA STAMP』

矢野沙織『SAKURA STAMP』

日本人アルトサックス奏者のアルバム。 2005年のこのアルバム発表時には18歳くらいで、 若々しくフレッシュさに溢れた作品・・・ というのを期待して聴くと、意外なくらいに 汗臭く、タバコ臭く、土臭く、硬派にビバップ全開。 1曲...

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オールマン・ブラザーズ・バンド『フィルモア・イースト・ライヴ』

オールマン・ブラザーズ・バンド『フィルモア・イースト・ライヴ』

見てくださいこのさわやかなジャケット写真。 やはりアメリカ人はジーンズが自然に似合いますね。 というわけでアメリカ南部の ダイナミックでワンダフルなバンド、 オールマン・ブラザーズ・バンドの名演ライブ。 このライブ、ずっと...

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太宰治『お伽草子』

太宰治『お伽草子』

太宰といえば、絶望しっぱなしの限りなく暗い人、 と思われているきらいがあるが、大きな間違い。 太宰の文学活動は大きく3期に分けることができて、 「夏までに死のうと思っていた」でデビューする、やぶれかぶれの前期、 私生活も充実し、...

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細野晴臣『泰安洋行』

細野晴臣『泰安洋行』

中華街のあやしく闇の深いエネルギーと、油っこい芳香。 ネオン光る横浜の港。 洋上の陽気なマドロスさん。 琉球に咲くプーゲンビリアとハイビスカス。 カリブに吹く熱風。 月に吠えるスマトラの虎。 浮世絵のフジヤマ。 天竺の菩提樹。...

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ソニー・クラーク『クール・ストラッティン』

ジャズの定番中のド定番。 ピアノ、トランペット、サックス、ベース、ドラム というオーソドックスなクインテット。 10分程度のやや長めの曲が4曲という構成で、 はじめて聴くにはややとっつきにくい印象があるかもしれないが、 決...

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中勘助『銀の匙』

中勘助『銀の匙』

虚弱で臆病な主人公の、幼少期を描いた物語。 母の産後の肥立ちの良くないために彼の親代わりをしてくれていたのが 同居していた伯母さん。 この人は、もともと旦那さんがいたのだけれど 夫婦の人の良いのに甘えて方々からお金を借りに来...

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夏目漱石『吾輩は猫である』

夏目漱石『吾輩は猫である』

立川談志は「落語は人間の業の肯定である」と言ったが、 小説において「人間の業の肯定」を見事に体現している作品がコレダ。 実際に読んでみれば分かるのだけれど、 本作の文体の基底で鳴っている音は、 「風刺」「皮肉」といった意地の悪いものでは決して無くて、 もっと能天気な、単純に無批判に面白い、温かいコメディなのです。

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アート・ペッパー『アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション』

アート・ペッパー『アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション』

軽妙洒脱。親しみやすくノリがいいけれども、 同時にいい感じに肩の力が抜けていて、気持ちいいアルバム。 5分前後のコンパクトな曲が10曲という、聴き疲れのしない構成で 明るくキャッチーなメロディの曲が揃っている。 ペッパーのア...

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