【今週のキン肉マン】第272話 墓守鬼はワインが好き?

東京の皆さん、キン肉マンスタンプラリー楽しんでますか?

私はとりあえずシールがもらえる7駅分は集めることができました。

このスタンプラリー、大きな駅にメジャーな超人が割り振られているとも限らず(東京はキン肉マングレート、新宿はカーメンなど)

池袋→サンシャイン
王子→スグル
中野→中野
電気街の秋葉原→ステカセ
カレー屋の多い神田→カレクック
日暮里テキスタイル街→タイルマン
「コツ通り」の北千住→キン骨マン
コリアタウンの三河島→ビビンバ

なんていう秀逸なチョイスがあり、各駅への超人の割当をながめているだけでもかなり楽しめます。

我が田端駅はドクター・ボンベというなんとも微妙なセレクション(第1〜第8希望全て落とされたらしい)ですが、田端文士村ゆかりの芥川龍之介と目つきが似ている気がしなくもありません。

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今週の、気になった点

余分なヒント

火事場のクソ力の真骨頂を見せつけ、パイレートマンと分かりあったスグルを見て、フェニックスは「余分なヒントを与えてしまったらしい」と苦笑。

そういえば彼が、「スグルとアリステラとは直接戦ってほしくない」と言っていた理由もまだ分かっていませんが、フェニックスとしては、素直にオメガ星を救いたくない理由があるんでしょうかね?

おそらくその背景には知性の神とか、彼が言っていた「古い友人」も絡んでくるんでしょうけど。

アリステラの表情

「トボけるな!」のあたり、微妙に口元がへの字になった表情がちょっとかわいいアリステラ。
仮面をかぶってはいますが、今後はこうやって微妙に表情をつけていくスタイルでいくんでしょうか。

悪魔将軍や武道のような大ボス格のキャラは、仮面をかぶらせることによって底知れない不気味さを演出することが出来ましたが、アリステラはもうちょっと積極的に感情を表現していく方向性ですね。

個人的にはこれ、すごく良いと思います。

次回以降のアリステラは、弟を犬死にさせた敵のフェニックスと向き合いながら、一族の当主としての冷静さを保ちつつ、ここに至るまでの経緯を説明するという非常に難しい役どころになります。

悪役ながら読者からの共感や人間性への支持を得られるキャラクターに育ってきているアリステラの、大きな見せ場です。

いち読者としてはここからの「語り」は、超然とした無表情ではなく、弟への思いや一族の当主としての責任感といった感情の機微をぜひ見せてほしいと思っていて、そういう意味では今回アリステラが明確に「表情を手に入れた」のは、とても嬉しいです。

オメガ型の宇宙船

ずいぶん凝ったデザインの宇宙船ですね、

しかし強度的にも効率悪そうだし、船内の移動とか面倒じゃないかなと思っちゃいます。

たとえば図のような位置関係でトイレとベッドルームがあったとして、目をさますたびに回り道してトイレに行かなきゃならないのはかなりのストレスだとおもうんですよね。

喋らないディクシア

公式でわざわざ「話が長い」と評されるほどおしゃべりなディクシアですが、今回の回想シーンでは一切しゃべらないのがかえってブキミです。

しかし超人墓場に単身突入し、あっさり試練を突破、アモイマンを瞬殺して超人閻魔に謁見できる立場まで登りつめるというのを淡々とこなしている様子を見せられると、嫌でもディクシアの株も上がりますよね。

墓守鬼のプロレス観戦

酒をラッパ飲みしつつ「殺せ! 殺せ!」という歓声を飛ばし、試合観戦している墓守鬼たち。

完璧超人の本拠地たる超人墓場でこんな品のない観戦態度が許されるのがちょっと意外。
このへんは墓守鬼の管理者であるアビスマンの現場としてのカラーが出ているということなんでしょうか。

墓守鬼っていうのは完璧超人よりも立場が下なのかなと思ってましたが、「殺せ!」などという言葉を投げかけているところや、勝者であるディクシアを馴れ馴れしく担ぎ上げているところを見ると、そうでもなさそう。
むしろ下級完璧超人は、アビスマン直属である墓守鬼よりも低い地位という可能性もありますね。

どうせ負けた方は死ぬ完璧超人同士の試合、「どうせなら、ウチの鬼たちの前で試合をやってくれよ。娯楽が少ない職場だから、たまにガス抜きもさせてやりてぇんだ」なんて言ってアビスマン先輩に引っ張ってこられて、ここで試合をしているということなのかもしれません。

あんまり野蛮な気もしますが、清濁併せ呑むアビスマンの、管理者としてのバランス感覚が透けて見える気もします。

それにしても鬼たちがラッパ飲みしている酒、焼酎の一升瓶というよりもワインボトルのようなデザインなのが気になります(それもボルドーですね)

電撃予想:今後の展開

謁見の目的は?

今回最後のページ、ディクシアがラージナンバーズ勢揃いのなか、超人閻魔に謁見しようとしていますが、この場の目的は何だったのでしょうか。

私は、このときにディクシアは、王位争奪戦への参戦とネプチューンマンおよびキン肉マンチームの殺害を命じられたのだと予想します。

ネプチューンマンは先のタッグトーナメントで負けた以上、死んでケジメをつけさせなければいけません。
またネプチューン・キングを破るほどに成長し、邪悪の神々にも警戒心を抱かせているたスグルのクソ力に対して、超人墓場でもそろそろ手を打ったほうがいいのではないかという声も上がり始めていたのでしょう。

そこに来てちょうど頭角を現し始めていたディクシアですが、彼が戦力となるかどうかの試験も兼ねて任務を命じたというところではないでしょうか。

結果としてディクシアがしくじってしまったので、これは本腰を入れて係らなければならないということで王位争奪戦後にいよいよラージナンバーズが出張ってきたのです。

もしかするとディクシアがオメガ星出身だということに勘付いている者がいて、彼が信用できるかどうか試すためにあえて一人で困難な任務を課したという面もあるのかもしれませんね。

というかザ・マンや始祖の面々はディクシアと同じような仮面を付けた先祖と直接戦っているので、気付かないほうがおかしい。

ディクシアの思惑は?

一方、命を受けたディクシアの方にも、オメガ星のスパイとしての思惑があったと予想します。
主に以下の2つ。

  • スグルをオメガ星に招くこと
  • フェニックスチームから、打倒ザ・マンのための助力を得ること

スグルをオメガ星に招く

火事場のクソ力に、星を救える可能性があるという点には、ディクシアもうすうす気づいていたでしょう。

しかしスグルは邪悪の神々や超人閻魔から危険視され、命を狙われる立場。
ましてやキン肉星の大王などという立場になってしまっては一層の警戒感を与えてしまいますし、マッスルガム宮殿内部の不穏分子から寝首をかかれる危険も生まれます。

貴重な力の持ち主をむざむざ殺されてしまってはたまりません。

そこでディクシアはスグルの即位を阻止し、たいした実力は無かったと思わせることで神々や閻魔の警戒心を解き、その一方で居場所のなくなったスグルに対して「オメガ星に来ませんか」というスカウトを行おうとしていたのです。

フェニックスチームから助力を得る

「星を救う」という目的に関しては、スグルをオメガ星に招くことでなんとかなる可能性が見えてきます。

で、もう一つの目標である「ザ・マンの打倒」に関して、ディクシアが目をつけたのがフェニックスチームだったのです。

リーダーのフェニックスこそパッとしませんが、フェニックスチームのメンバーは、打倒完璧超人の可能性をビシビシ感じさせるメンツです。

まずマンモスマン。単純に7800万パワーという、大部分の完璧超人を上回る超人強度。
並み居る完璧超人をナチュラルに上からブン殴る様が容易に想像できる、頼もしい超人です。

次に地味ですがサタンクロス。
こちらもニンジャとアシュラマンを一人で止めるくらいの実力はありますし、よく考えてみれば常に二人がかりでボコるような戦い方ができるので、これまたチート級です。

さらにカピラリア光線を発生させるプリズマンは「全超人の天敵」と言ってもいい存在。
ヘタすれば完璧超人始祖を一人で殲滅できるくらいのポテンシャルは秘めてますし、もしかしたらザ・マンにも効くかもしれない。

こういった面々の力を借りて、完璧超人と戦争をしようというのがディクシアの計画だったのです。

このようにディクシアの作戦は、フェニックスチームで王位争奪戦を勝ち抜くことによって、オメガ星の再生とザ・マンの打倒を同時に達成しようという二段構えだったのです。

これがうまく行っていればアリステラの言う通り、六鎗客が地球にやってくる必要も無かったのですが、フェニックスの無能のおかげでどちらも台無しになってしまったというわけですね。

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