【今週のキン肉マン】第251話 バカみてぇな石頭

こんにちは。
やはりオメガの民は、過去に完璧超人始祖によって地球を追われた一族だったんですね。

しかしそれだけだとルナイトが正義超人を「偽善者」と呼ぶ理由が分からないんですよねぇ。

今週の、気になった点

アンティキティラ・ビーフケーク・プロセッサー

先週は特に名前の無かったこの技ですが、改めて立派な名前が付けられました。
いよいよこの技がギヤマスターのフェイバリットだと見て間違いなさそうです。
アンティキティラ島の機械は別にミンチ機じゃないだろうに。

ところで、『キン肉マン』においてはたびたび見かけるこの「ビーフケーク」なる単語、

カメハメの必殺技「トリプル・ビーフケーキ」や、2世に登場したジェイドの得意技「ビーフケーク・ハマー」でお馴染みの言葉です。

しかしこちらのサイトによりますと、beefcakeというスラングの意味するところは

肉体的魅力ある男性 マッチョなヌード写真

だそうで。

むちむちビキニパンツのギヤマスターの口からこんな言葉が出てくると、なんだかムフフを感じますね///

石頭

アンティ(中略)プロセッサーは、しっかり両手両足を使えなくしてあるので、破るのはかなり難しい技だとは思っていたんですが、

普通に「バッ」と手を抜いて、強引に脱出しましたね。

そしてこのさわやかな高笑い。

いや、石頭って、、、そういう問題か? 硬いのはマスクじゃないの?

しかしビッグボディの意外な一面も垣間見ることができましたね。

ストロングマン兄貴って、素朴で気のいいアンチャンかと思っていたのですが、実はケンカとかする男なんですね。
故郷では番長とか親分ポジションだったのか、あるいは「あいつ怒らせると面白いから、からかって遊ぼうぜ」みたいな遊びのターゲットにされていたのか・・・

ギャギョ!

ハイジャックバックブリーカーに抱え上げられ、上空の軒轅星にビビったギヤマスター、思わずさかなクンみたいな声が漏れます。

今までだったらここは「ギシャ!」だったはず。
ただ単に技が効いてるっていうだけじゃなくて、心が折れかかっているんじゃないでしょうか。闘志が薄れ、その奥にあった自信の無さが顔を覗かせたがゆえの「ギャギョ!」に見えます。

一方ビッグボディは、自分をバカだバカだと言いながらも、しっかりとギヤマスターの心を見透かしていますね。

お前はそんな未来をずっと抱えたままこの試合を闘っていたということか

哀れだな

結局はこの2人、「自分はニセモノなんじゃないか、弱いんじゃないか」という不安を抱える者どうしの対決だったことになります。

ギヤマスターの場合はその思いを振り払うために、オメガの民の歴史的な正当性にすがっていた訳ですね。
六鎗客のなかで、試合中に歴史のことをベラベラ喋りたがるのはギヤマスターだけですが、その背景には彼の抱えるコンプレックスがあったのかもしれません。

一方ビッグボディの場合、王位争奪戦では、邪悪の神からお墨付きをもらった王子候補という肩書きを根拠に参戦していました。しかしこのときの彼はまったく力を発揮できず、また粘り強さもなく早々に心が折れてしまいました。

それに対して今回は、彼は自分自身の肉体のみを信じて戦っています。

頭だけじゃねぇ・・・
体もバカみたいに頑丈でな・・・
昔っからソイツだけが・・・ バカなオレが

唯一誇れる・・・取り柄だったーーーっ!

それも、邪悪の神の力を借りた「強力」ではなく、彼が生まれ持った「強力」です。

要するに、他の何者でもなく「自分」を信じているという訳です。
ギヤマスターが自信の無さを取り繕いながら戦っているのに対し、今回のビッグボディは「自信がある」ってことですね。

完璧超人始祖

ギヤマスターの口から、過去の因縁に関する新たな情報が出てきました。

これまで、オメガの民が地球を追われたタイミングとして考えられる時期としては2パターンあって

  1. カピラリア大災害の直前に、遠くの星へ逃れた
  2. 完璧超人始祖との戦いに破れて追い出された

という2つが考えられたのですが、今回のギヤマスターの話だと後者が正しそうですね。
ということは、オメガの民は世界樹でカピラリア大災害を生き延びた一族であり、現在地上にいる正義・悪魔超人たちとルーツは一緒ということになります。

ということはオメガの民が目の敵にしているのは、あやつ含めた完璧超人たちということになりますね。

いちおう始祖たちの現状を整理してみると

零式:半引退。墓場から出ない約束。
壱式:半引退。
弐式:半引退。エネルギー切れで体が無い。
参式:死亡。
肆式:死亡。
伍式:死亡。
陸式:元気だが完璧超人軍からは独立。
漆式:死亡。
捌式:行方不明。死亡?
玖式:死亡。
拾式:死亡。

こんな状態でまあ、ボロボロではあります。当初の予定通りサグラダ・ファミリアでマグネットパワーを調達できていれば、六鎗客という少数精鋭でもいい勝負が出来たかもしれません。

「絶好の機会」というか、恨みを晴らすには手遅れ感がありますけど。
半数以上は死んじゃいましたし、サイコマンが祭壇システムに手を加えていなければきれいに全員消滅しているところでした。

彼らとしてはしっかり勝負して打ち破るというよりも、結果的に超人界の支配者の座を奪還できればいいということなのでしょうか。

ルナイトが偽善者と言った理由は?

上記のような因縁だけであれば、オメガの民と正義・悪魔超人が対立する理由は無いわけですが、どうもそうではないようで、

ルナイトが自分を救おうとしたウルフマンを「偽善者」と切って捨てたように、正義超人とオメガの民が対立した歴史がどこかであったはずなんですよね。

そのあたりの経緯はこちらの記事で妄想しているのですが、

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要するに完璧超人に徹底抗戦した結果追い出されたのがオメガの民、完璧超人に服従するかわりにオメガの民追放に力を貸したのが、現在の地上の超人たちではないかというのが、私の予想です。

邪悪の神が動いている理由は?

六鎗客の目的があくまで超人界の支配者に返り咲くことであるならば、邪悪の神々が動く理由が分かりません。
彼らにしてみれば下界の勢力図が変わるだけです。知性の神の言う「この世の秩序を揺るがす」ような事態ではないと思うのですが。

オメガの民がマグネットパワーを手にしたら厄介という懸念はあるかもしれませんが、でもネプチューン・キングについては野放しにしていた訳ですし・・・

邪悪神としては、やはり問題視しているのはオメガの民ではなく、その背後にいるサタンなんでしょうかね。

六鎗客の目的が、完璧超人軍弱体化のチャンスを突いて地上の支配者に返り咲くことだとすると、やはり敵としてはスケールが小さいような気がします。

ですから六鎗客は今回の5王子との対戦で総崩れになり、改めてサタンの息のかかった勢力が出てくるんじゃないかという予想が出来ますね。

こいつのギヤは何なんだ?

ギヤマスターを倒したとしても、ギヤは壊せないし回り続ける? どういうことなんでしょう? (便器の水で止まったくせに、ずいぶん大きいことを言います)

実はこのギヤって、オメガ一族に伝わる「秘宝」的なポジションなんじゃないでしょうか。

ギヤマスター一族の歯車を使わなければ動かせない道具とか兵器みたいなのがあるわけです。で、ギヤマスターが超人として死んでしまっても、遺体としてギヤの形さえ残っていればその役割は果たせる。

だから、ギヤマスターはその希少性ゆえに大切にされていて、立場的には偉いのだけど、戦闘能力を買われて昇進してきたわけじゃない。
実際、あわやベンキマンに負けそうになるくらいの実力です。

ギヤマスターは身分が高いので六鎗客というエリート集団に入れられてはいるが、実際には他のメンバーよりも実力的には劣っていて、そこがコンプレックスなのです。

それゆえ彼はいろいろ理由をつけて自分たちの正当性を示そうとする訳ですね。
六鎗客の他の面々が「強ければ文句ないだろ」的なスタンスで、あまり歴史を語ろうとしないのと好対照です。

電撃予想

ビッグボディの勝機とは

最後にビッグボディが見つけた、イチかバチかの手段とは何なんでしょうか?

ここまでは単なる打撃では破壊できないし、潤滑油を押し流してもダメ、鉄柱を突っ込んでもダメでした。

また、この試合のアヤとして、実は自信がなくて外からの権威付けに頼りがちなギヤマスターと、自分の肉体のみを信じているビッグボディの対比があります。

だからこの秘策は、あんまり奇策では良くないんですよね。文脈として、ビッグボディ自身のパワーや頑丈さを活かした策であることが求められます。
そうすると考えられるのは

1.自らジェノサイドギヤに突っ込む

これこそイチかバチかではありますが、けっこう効果的だとは思うんですよ。鉄柱や小柄なベンキマンはすんなり通り抜けましたけど、その名の通りビッグボディがあの空間を通過するのは、ギヤマスターにとっても相当負担があるはずです。

まさに自分の体のデカさと頑丈さのみを頼りにした戦法ですから、文脈的にはバッチリだし、ビッグボディにしか出来ない戦法です。

さらに無事にジェノサイドギヤを通り抜けた暁には相手の背後に回れますから、メイプルリーフクラッチにつなげるチャンスです。

2.ダイヤモンドパワー

いきなり何を言うのかと思われるかもしれませんが、ビッグボディはちゃんと伏線を張っています。

ここ、べつに頭が物理的に硬いというだけで済む話ですが、ビッグボディはご丁寧に「中身も硬い」と言ってるんです。

ダイヤモンドパワーがどういうメカニズムで使用可能になるのかは、明らかにされていません。しかし、その使い手が極度の頑固者であるザ・マンとゴールドマンであったこと、また同じく堅物の門番として鳴らしたミラージュマンもその域に近づきつつあったことを考えれば、「頑固であること」がその条件であるのは間違いありません。

そこに来て、極度の頑固者であることが分かったビッグボディ。彼も独自に、ダイヤモンドパワーに近いものを習得していても何ら不思議ではありません。

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