【ブロックチェーンで知的財産の証明】CopyrightBankの使い方。

こんにちは。NEMberです。

ブロックチェーンを利用してデジタル知財の著作権登録・検証を行うプロジェクトCopyrightBank

2017年10月にコミュニティファンド投票を通過していましたが、2018年6月にベータ版がローンチされましたので、さっそくいじってみました。

はじめに:CopyrightBankとは?

知的財産をブロックチェーン上に記録し、制作者が、ある時点で確かにそのファイルを持っていたことを証明するサービスです。

記録できる知的財産の種類は

  • 小説や詩、契約やマニュアルといった文書
  • 音楽の音声データ
  • 絵や写真などの画像データ
  • 映像作品
  • ソフトウェアのソースコード、デザイン、アルゴリズム
  • 工業デザイン

等が挙げられます。
したがって、ユーザーとして想定されるのは

  • ソフトウェア開発者
  • 文筆家
  • アーティスト
  • 写真家
  • 建築家
  • 教育産業
  • エンターテインメント産業
  • 広告産業
  • インテリア・工業デザイナー
  • 起業家
  • 研究者
  • 企業の研究開発部門

などなど、多岐に渡ります。

CopyrightBankの使い方

まずはアカウント登録します。

名前・メールアドレス・パスワードを入力してメール認証すればアカウントが作成できます。
アカウント作成は無料です。

ログインすると画面はこんな感じ。

ここから先、ファイルの登録や認証をするためにはトークンで手数料を支払う必要があるので、まずは右上のメニュー「PURCHASE」から、トークンを買ってみます。

トークンの購入

トークンは1枚1ドルに固定されています。これは仮想通貨に馴染みの無い人でも分かりやすくていいですね。
最小5ドルから買うことができます。

現在はクーポンコードが発行されているので、これを入力すれば半額になります。


決済方法はクレジットカード。

氏名、住所、カード番号を入力し、送信ボタンを押せばOK。あとは15秒くらいすれば残高に反映されます。簡単で速いです。

Registration(登録)

ファイルをCopyrightBankに登録します。1回1トークン必要です。
操作方法は驚くほど簡単。

ブラウザの画面にファイルをドラッグ&ドロップして、

「REGISTER」のボタンを押して、

支払いボタンを押せば完了。

簡単ですね。

Portfolio

自分が登録したファイルを確認することができます。

ブロックチェーン上で処理が終わっていないものは「Processing」と表示されます。

処理が終わるとこんな表示になります。

「Certificate」というボタンを押すと、登録したという証明書をダウンロードすることができます。

いちばん右側のNEMマークをクリックするとエクスプローラーのページに飛び、ブロックチェーン上でどのように記録されているのかを見ることができます。

Verification(検証)

手持ちのファイルと証明書が、CopyrightBankに登録されたものであることを確認できます。NEMのアポスティーユで言うところの「監査」ですね。
自分で使うというよりは、

  • 自分が持っているファイルの権利を、第三者から確認してもらうために使う
  • 誰かから受け取ったファイルと証明書が、変な改変をされたものでないか確かめるために使う

という用途だと思います。

これも1回1トークンかかります。

やはり検証したいファイルをドラッグし、1トークン支払い、そのファイルの証明書をドラッグします。

間違いや改竄が無ければ成功のメッセージが表示され、やはり証明書がダウンロードされます。

こちらの証明書には、登録した時刻と検証した時刻が記載されてます。

ファイルまたは証明書が正しくないと、こんな表示になります。

ファイル名はそのままで中身を書き換えたファイルでやってみた場合、きちんと上記のような表示が出ました。

一方、ファイルの中身はそのままでファイル名だけ書き換えた場合は、検証成功しました。ですから「◯◯のコピー」みたいな名前をつけて誰かに送ったファイルでも検証してもらえるってことですね。

Account

自分のアカウントについて確認することができます。

ここで Unique:IDとして表示されているのは自分のウォレットアドレスです。Xembookで残高とか見ることができます。

ただし残高はゼロです。CopyrightBankのトークンもこのウォレットアドレスには見当たりません。何か別の方法で管理してるんですね。

ファイルをブロックチェーン上に登録する際の手数料0.2xemは、直前に入金された形跡があります。

所感

ビックリするくらいに、簡単・快適で使いやすいサービスです。

トークンが価格変動しませんし、トランザクション手数料のxemも自分で用意する必要が無いので、仮想通貨を知らない人でもハードル無く利用することができます。
1回1ドルというシンプル極まりない料金体系も分かりやすくて良いですね。

「知的財産の所有権の証明」なんて言うと素人には手を出しづらく感じてしまいますが、何のことはない、1回1ドルでドラッグ&ドロップすれば完了。アホでも出来ます。

このお手軽さは破壊的ですね。

専門家の助け無しに、そのへんの素人が1分もあれば知的財産の証明・検証ができちゃいますもん。まさにイノベーションだと思います。

ちなみに、同じようにある時点でのファイルの所有を証明するサービスとして、NEMの標準機能であるアポスティーユも存在します。
2018年6月現在でアポスティーユにかかる手数料は0.15xem(3円程度)ですから、費用的にはアポスティーユの方が格安ですね。

しかしアポスティーユって、NanoWalletがなければ使えないし、どうもNEMber以外に説明するのが難しいんですよね・・・
この手のサービスは自分さえ分かれば良いってもんじゃなくて、監査してくれる第三者が使えるものじゃなければいけません。

そういう意味ではCopyrightBankの単純明快さが、やっぱり良いような気がします。
CopyrightBankの1回1ドルというのも、決して高いとは思いませんしね。

まとめ

CopyrightBankでは

  • ファイルの登録(1トークン必要)
  • 証明書の発行
  • ファイルの検証(1トークン必要)

が出来る。

1回1ドルの費用は掛かりますが、アポスティーユより簡単で分かりやすく、仮想通貨を知らなくても、誰でも使えるサービスです。

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