こんにちは。
ヘイルマン対マリポーサがさらりと始まりました。
マリポーサのキビキビとしたルチャなスタイルが気持ちいいですね。
今週の、気になった点
ディクシア参戦の経緯
突然の安土城顕現にもうろたえる様子の無いフェニックスに、感心したアリステラがこのように言います。
一時的な主従関係とはいえ我が弟が
かしずく気になっただけのことはある
この言い方からするとディクシアって、フェニックスに心から忠誠を寄せていたってことなんでしょうか?
てっきり諜報活動のために王位争奪戦に潜り込む方便として、形だけフェニックスにかしずく「フリ」をしていただけだと思っていたのですが。
ディクシアとしてはフェニックスの度量を見込んで、彼に王位を獲らせようとしていた。そしてスグルではなくフェニックスが王位に就くことが、オメガの民にとっても都合の良い事だった、という見方が出来るかもしれません。
それにしてもアリステラのキャラも良いですね。
前回まではディクシアを破ったスグルに対し、もはや敬意に近いくらいの評価を示していました。
そして今回、眼中に無かったフェニックスに対しても認識を改め、その度量を素直に評価しています。
この公正で余裕のある態度、逆に彼の懐の深さを感じさせます。
家柄や身分にこだわらず、実力主義で部下を登用した織田信長的なものも感じさせますね。
まあ、安土城復活に対するリアクションが薄かった程度のことに対し、過剰に高評価しすぎな気もしますけどね。
あふれる知性
いいだろう
あふれる知性で返り討ちにしてやる
フェニックス節、出ました。
彼の妙に自信たっぷりながらもちょっとだけズレてる物言い、味わい深くて好きですねぇ。
ちなみにこの言い回し、旧作ではフェニックス自身ではなくアナウンサーが言ったものでした。
つづいてキン肉マンスーパーフェニックス
あふれる知性で正確にジュウタンのまんなか近くをとらえるーーっ!
王位争奪戦トーナメントの組み合わせを決めるため、5王子がジュウタンに剣を突き刺していった場面です。
と説明されても訳が分からないでしょうけど(笑)
どういうことだっけ? と気になった方は、コミックス24巻を御覧ください。
ともあれ、キン肉マン世界においてはジュウタンのまんなか付近を射ることによって、あふれる知力を証明できるのです。
安土城と大して変わらぬ
フェニックスが自信たっぷりにそれっぽいことを言っているんですが、よく考えると何を言ってるんだかさっぱり分かりません。
安土城の復活に驚かないことの説明としてこれを言っているので、「安土城天主消失に関する言い伝えが当てにならない、だから残っていても驚かない」と解釈すればいいんでしょうか。
だとすると、「お前たちの存在も似たようなもの」とは?
実はオメガ一族は太古に滅ぼされたという言い伝えがあったけれどもそれは嘘で、生き残りのディクシアが現れても驚かなかったし、現在隊を率いて攻めてきていることにも驚かない、ということでしょうか?
あるいは
安土城は信長が建てたという言い伝えは嘘で、本当はオメガ一族の城だったとしても驚かない。
同様に神々から聞かされたオメガ一族の歴史に関する言い伝えも信用していないし、目の前に現れた六鎗客がその末裔だというのも信用していない。
信じてほしければ実力で示せ、というような意味でしょうか?
蝶舞蜂刺
マリポーサが飛べば背景に蝶が舞う、この演出懐かしいですね。
旧作ではロビン対マリポーサ戦、華麗にリングインした際にこの演出が使われていました。
擬音も同じ「バァァン」です。
そうはさせんーっ
リングを凍らせようとするヘイルマンを、マリポーサが断固阻止。
バランスの良いマリポーサなら氷の上でも難なく動けそうな印象もありましたが、これを見ると氷上での戦いは避けたいようです。
となると、どこかのタイミングでヘイルマンがリングを凍らせることができれば、形勢は逆転しそうですね。
そしてマリポーサはそこからどのような反撃ができるのか?
モクテスマディフェンスは使えるのか?
固まったリングで偽リベンジャーは効くのか?
そのへんが見どころになってくるんでしょうかね。
ラ・ミスティカ?
マリポーサが見せためちゃかっこいい技。
モデルとなったのはミスティコ選手の必殺技「ラ・ミスティカ」だと思うんですが、回転方向に対して極める腕が逆のような気がする。
電撃予想:今後の展開
今回はほぼヘイルマンを完封しているマリポーサ。
今のところはヘイルマンの反撃の糸口が見えません。
差し当たっては引きの脇固めからどのように抜けるかだと思うんですが、
- マリポーサが掴んでいるブリザードハンドから、直接マリポーサを凍らせにかかる
- 肩のツララを伸ばして突き刺す
パッと思いつく手段としてはこんなところでしょうか。
またマリポーサの注意をブリザードハンドに振っておいて、別の手を出してくるというのも充分考えられますね。
言うまでもなくティーパックマン戦ではヘイルマンの全てを出し切ってはいないと思うので、我々がまだ見ていない戦い方で打開してくるものと期待していいでしょう。
大胆に予想すると、「吹雪を呼ぶ」くらいのことはやってきそうな気がしますね。
スグル対アシュラマン以来のウェザーデスマッチです。
調べてみるとルーマニアは北海道とほぼ同緯度で、けっこう雪も降るみたいです。