【今週のキン肉マン】第225話 ベンキマンと松尾芭蕉の類似点について

こんにちは。
ベンキマンが終始かっこいいですね。

今回は見事、フェイバリットのベンキ流しも決まりました。
しかし、まだ勝ちが確定しない段階での引きには、嫌な予感もしますね。

今週のあらすじ

地球の古代文明と、遥か宇宙のオメガの民とは無関係のはずというベンキマンのツッコミに対しギヤマスターは、オメガの民はもともとは地球の超人で、「大事な忘れ物」を取りに戻ってきたのだと告げます。

さらにベンキーヤウォッシングをギアの高速回転ではじき返し、低空タックルをも迎撃したギヤマスター、ついにベンキマンの両手をジェノサイドギヤにとらえ、背骨折りの拷問技に取ります。

しかしここでベンキマンの奇策。
頭のエラードオブジェをジェノサイドギヤに突っ込み、ギヤの回転が鈍った隙に脱出。
そして延髄斬りからアリダンゴへと畳み掛け、見事ベンキ流しを決めます。

今週の、気になった点

「還ってきたのだ」発言

今シリーズの核心部分が、非常に小出しに出てきていますね。

アリステラの「この星の真の支配者」発言などから、オメガの民はもともとは地球にいた一族ではないのか? という推測はできていたのですが、今回のギヤマスターの発言から、それが正しかったことが分かりました。

さらにギヤマスターは、彼らがふたたび地球にやってきた目的を「大事な忘れ物を取りに」と表現しています。

ではこの「忘れ物」とは何でしょうか?

前回のアリステラの発言を踏まえれば、彼らの目的は
・マグネットパワー
・火事場のクソ力
の2つです。

素直に考えればマグネットパワーが彼らの「忘れ物」になるんでしょうが、一点、引っかかるのが、先週のパイレートマンの発言。

もともとマグネットパワーが彼らのものであるならば、マグネットパワーとやらっていう言い方をするでしょうか?

まあ古代のオメガの民はマグネットパワーを使っていたけれども、現役世代には馴染みがないっていうだけかもしれませんが。

大穴で、火事場のクソ力の方が「彼らの忘れ物」っていう可能性を想像してみるのも面白いですね。

エラードから光る

今回も例の発光現象を見せたベンキマンですが、ちょいと芸が細かくて、

頭のエラードオブジェが光る→全身が発光する という、段階的なクソ力の発動を見せてくれました。

こういう局所的な発光現象っていうのは、過去にはテリーマンのスターエンブレムが光ったくらいで、あまり例がなかったように思います。

注目したいのは、ギャラリーが発光現象に気付いたのは全身が光った後だという点。

今後、この辺の技術をもっと洗練させた超人が現れれば、局所的にクソ力を発動させて、相手に気付かれずに打撃の威力をアップさせたり、部分的な硬度アップで相手の技に耐えたり、っていう戦い方が出てくる可能性もあるのかなと思います。

まあそういう小細工が『キン肉マン』という作品的に面白いのか? という問題はありますが、、、
正義超人・悪魔超人はあくまで感情の高ぶりによって全身に力が溢れ出てくる、というアプローチが似合っていると思います。

切り口を変えてくるとしたら、前シリーズでクソ力に出会った完璧超人陣営か、アタル兄さんでしょうか。

意外と硬い!

「意外と」って、そんな実況あるか? っていう点。

別にわざわざエラードオブジェを回転させる必要はなかったんじゃないかという点、
この硬さは、クソ力発動による硬度アップの結果なのか、それとも単に「意外と硬かった」だけであるのかという疑問。

意外と柔らかかったらそれはそれで嫌だよなっていう感想。

フンジャー

ベンキ流しの効果音です。久しぶりにこの擬音が見れて嬉しいですね。

ゆで先生の発明した独特の擬音の中でも、私が特に好きなのがこの「フンジャー」です。

音を忠実に再現するだけなら「ジャー」だけで充分なハズなんですが、その頭に「フン」を付けることによって、必殺技にふさわしい迫力が加わる+「糞」とのダブルミーニングで非常に洒落が効いているという、絶妙な効果音です。

それではココで、過去の「フンジャー」を振り返ってみましょう。

まずはキン肉マンとの試合から逃げ出してきたキングコブラを、おもむろに流すシーン。
ベンキマンの顔見せとも言えるシーンでしたが、独特の無言・無表情に不気味な強者感が漂っていました。

続いてキン肉マンを流したシーン。
ここでは追いかけっこからのだまし討ちでアリダンゴを決めるという一連の流れがあり、その勢いも手伝ってか効果音も「フンジャー」になってました。

続いては読み切りで、お腹をこわした少年マルコにウンチをさせてあげたシーンです。
何でもないような日々の営みこそが、幸せなのかもしれない。そんなことを感じさせるような、非常に穏やかなフンジャーからのポンポンポンです。

最後は同じく読み切りで、強敵ヒガンテマンを見事葬ったベンキ流し。

いつものベンキ流しは一瞬なんですが、ここではヒガンテマンの恐怖を描写しながら、ゆっくりと流されていったのも印象的でした。

ポンポンポン

というわけで、フンジャーをひととおり振り返ってみましたが、 ポン ポン ポン・・・ も、忘れてはならない、フンジャーと並ぶ発明ですよね。

何の音だか全然分かりませんが、こういう余韻のある必殺技っていうのは、なかなかありません。
さらにこの音があるおかげで、対戦相手が綺麗さっぱり消えてしまった、その静けさが余計に際立ちます。

静かさや岩にしみ入る蝉の声
古池や蛙飛び込む水の音

あたりと通じる、非常に高度な技法です。

電撃予想:勝敗の行方は?

さあ見事決まったベンキ流しですが、このままベンキマンの勝利が確定するのか、それとも次回、ギヤマスターの逆転があるのか、まだまだ気は抜けません。

先週までの私の予想では、アリダンゴからのベンキ流しは決まるものの、ギヤを回して関節の向きを変えることによってアリダンゴが解け、ギヤマスター脱出、と考えていました。

しかし現状、このやり方は不可能です。
なぜなら今、ギヤにはエラードが詰まっているから。

他にはパンツを詰まらせるくらいしか打開策が思いつきませんが、何か方法はあるんでしょうか?

ギヤマスターがパンツを詰まらせて全裸で脱出してきたら、それはそれで面白いですけどね(笑)
一気にガンマンを超える名物敵キャラに育っちゃいますよ。

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ベンキマンの過去の勇姿は、こちらの単行本でご覧になれます。

超人オリンピックでの活躍は、単行本第8巻。

ベンキマンが主役の読切は、読切傑作選。



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