私が使ったマイクロフォーサーズの単焦点レンズの、使用感レビュー

こんにちは。カメラ男子です。

私はマイクロフォーサーズという、ミラーレス一眼カメラのフォーマットを長く使っていまして、いわゆる「レンズ沼」にもハマり、単焦点レンズを中心に、様々なレンズに手を出してきました。

本記事では、レンズ沼に片足突っ込んだ皆様のために、私が使ってきたレンズの使用感について、ご紹介します。

「神レンズ」
LUMIX G 20mm F1.7

パンケーキサイズと低価格ながら、非常に良い画質で、「神レンズ」と通称される逸品。

まさにマイクロフォーサーズの「顔」とも言えるレンズです。

良い点

  • 安価ながら充分すぎる写り
  • f1.7の明るさで、暗いところでもバッチリ
  • コンパクトなパンケーキサイズ
  • 換算40mmという絶妙な画角

イマイチな点

  • AFが遅いし、迷う
  • 見た目が野暮ったい
  • レンズの径に対してフィルター径が小さく、フードやフィルターを付けるとカッコ悪い

マイクロフォーサーズ規格の初期から存在し、とにかくサイズや値段の割に画質がすこぶる良いレンズです。

このレンズの存在が、後続のレンズのハードルを上げたとも言えるでしょうね。

換算40mmという画角は、中途半端なようで実は使いやすいです。

寄って主題をクローズアップするのも、パースをつけて遠近感を強調するのにも、ある程度使えるという万能さで、付けっぱなしにしておくレンズとしては最適な使い勝手です。

唯一残念なのはAFの遅さです。このへんは明らかに未完成ですね。
後続のマイクロフォーサーズレンズ群には爆速AFのモノが豊富で、それらと比べると、明らかに2段も3段も落ちます。

被写体によっては気にならない部分ですが、私の場合は猫カフェで猫を撮ったりしてたので、非常にツラかったです。

「菩薩レンズ」
M ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

パナの20mmが「神レンズ」ならば、こちらは右も左も分からない初心者に道を示してくれる「菩薩レンズ」とでも呼びたいですね。

良い点

  • 雰囲気のいい写真がお手軽に撮れる
  • フードが逆付けできて、携帯性がいい
  • AFも速い

イマイチな点

  • たまにベタッとした絵になる。階調があまり無い?
  • フィルター径が39mmで、46mm径のZUIKO 12mm f2.0 , ZUIKO17mm f1.8 , ZUIKO 25mm f1.8 , パナライカ25mm あたりと共用できない
  • あんまり寄れない

ボケが大きくなり、背景も整理できる換算90mmという中望遠の画角で、絞り開放でサッと撮れば、ふんわりした雰囲気のいい写真がすぐ撮れます。

特に逆光で撮ると、良い感じですね。

「神レンズ」と違ってAFも速いし、ルックスもスマート。

なんだかとても優しいキャラクターのレンズです。

フードが逆付けできてかさばらないというのも思いやりのある、良い設計ですが、逆光に強いのでそもそもフードはあんまり使いません。

「ダンディレンズ」
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.

通称パナライカ。

けっこう前から存在しているレンズで、「高級レンズ」として常に独特の存在感を放っています。

以前はマイクロフォーサーズのパナライカといえばコイツのことだったけれど、最近15mmとか42.5mmとか、ライカ銘のラインナップも増えてきました。

しかしそんなパナライカ勢の中にいて、コイツだけ「ルックスがカッコよくない」っていうところも、逆にキャラが立っているような気がします。

良い点

  • よく分からないけど、雰囲気のある写り
  • なんといってもF1.4の明るさ。トロトロのボケ味
  • キャラが立っている(意味不明かもしれないけど、使ってみると分かります)

写りに関して言うと、パナソニックやオリンパスのレンズには無い、被写体が浮き上がってくるような存在感や「空気まで写ってる感」がある独特の仕上がりで、やっぱりライカの名前はダテじゃねえな、と感じます。

AFも爆速とは言わないまでも、充分使えるレベルです。

しかしながら、

イマイチな点

  • フードが逆付けできず、想像以上にかさばる。フードを付けないという手もあるが、そうするとねじ切りが丸出しになってしまい、カッコ悪い。
  • LEICAというロゴが正面に入っているけど、ぱっと見LEICAなのかLUMIXなのか分からない。
  • シャッター音がパコパコして安っぽい。

といった、変なツッコミどころも数多く抱えていて、まあいろんな意味でキャラの濃いレンズです。

「スナイパーレンズ」
M ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

「標準レンズ」と言われる換算50mmの画角ですが、マイクロフォーサーズ規格では長いこと手薄でした。

上記のパナライカ25mmは、やっぱり普段使いにはデカくて大げさ。

あるいはコシナのノクトン25mm f0.95なんていう、さらにデカくて不必要に明るくてしまいにゃマニュアルフォーカスという、あまりにもとんがったレンズは存在していましたが、

「普通にサクッと高性能」な標準レンズが無かったんですねぇ。

そんなところに登場したのがこちらのZUIKO 25mm f1.8です。

良い点

  • 普通に良い画質ながら、個性が強すぎない
  • AFが非常に速い
  • コンパクトで軽い

イマイチな点

  • 特に無し

使ってみるとサクッと高画質で、変なクセが無く、やりたいことが軽快にできるレンズという印象です。

ビックリするような存在感のある描写はしないけれど、さり気なく確実に仕事をする、スナイパーのようなレンズです。

ちなみにパナソニックが後出しで25mm F1.7 という、ケンカ売ってるみたいなスペックのレンズを発売しました。
こちらは未使用なのでレビューはできないのですが、やっぱりパナのレンズは見た目が野暮ったいですね。

「嫁レンズ」
M ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

マイクロフォーサーズでいちばん好きなレンズ。

換算35mmというやや広めの画角ゆえにボケの量は大きくなく、だから45mmや25mmと比べると地味キャラな感がありますが、イイですよこの子。

撮り溜めた写真を見直していて、ハッとするような傑作ではないんだけど、「なんかこの写真、妙にホッとするな」と感じる写真があると、それは高確率でこのレンズのものです。

別にホンワカした被写体ばっかり撮っているワケじゃないんですけど、写り方にトゲが無いというか、、、
45mmのようなスウィーツな写りじゃないんだけど、ゆるふわ寄りの優等生女子な写り。嫁にしたい写り。

それと、この子と12mmにだけ搭載されている「スナップフォーカスモード」だけど、これがまた使いやすくて、f8くらいに絞ってこのモードにしておけば、常にパンフォーカスの状態が維持できます。もはやAFさえも不要。

良い点

  • 「嫁」な写り
  • スナップフォーカスモード搭載
  • でもAFもめちゃ速いよ
  • 金属鏡筒で高級感アリ
  • コンパクトで携帯性良し

イマイチな点

  • 前玉が小さいので「大口径! スゲエ!」感が薄い

「強者のレンズ」
M ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

マイクロフォーサーズの広角単焦点の代表選手。

換算24mmはかなり背景が入って、遠近感の出る画角ではあるけれど、「超広角!」っていうほどには広角ぶりが強調されず、初心者でも使いやすい画角かと思います。

金属鏡筒でズッシリ感があり、スナップフォーカス搭載と、オリンパスの気合を感じる作りです。

それで実際に使ってみると、これ、ビックリするくらい写りがイイですよ。

広角レンズだからたいていパンフォーカス気味にはなるんだけど、ピント面は切れ味よくバシッと解像してくれるし、背景は決して大きくボケないんだけど、主題を際立たせる立体感はかなりあります。

よく、ライカとかの名玉を褒めるときに「空気まで写る」という形容をするけれど、逆にこの子の場合、真空なんじゃないかと思うくらいに絵全体が透き通った感じで写ります。ちょっとゾクゾクするくらいに。
そういう意味ではこのレンズは、最新の高い技術力を発揮した非常に現代的なレンズとも言えるんではないでしょうか。

フォーカスも速いし、デザインもかっこいいし、
欠点という欠点が見つかりません。

良い点

  • 画質最強
  • その他使い勝手も良い
  • カッコもいい

イマイチな点

  • 無し!

しいて言うなら、これだけ隙の無い性能ながらあくまで広角レンズですので、いつもコレで撮る訳でないというのが悲しいところ。

これをそのまま25mmの焦点距離にしてくれたら「最強レンズ」なんですけどね。

まとめ

以上、私が実際に使用している

・神レンズ
・菩薩レンズ
・ダンディレンズ
・スナイパーレンズ
・嫁レンズ
・強者のレンズ

を紹介させていただきました。

購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

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